よしおのブログ

東北芸術工科大学企画構想学科OBOG会のひと・よしおが綴るアンオフィシャルな日報

企画構想学科第2回OBOG会が無事終了しました。(そして語られる裏話その1)

去る2月11日(日)に、「企画構想学科第2回OBOG会」を開催しました。

  

 

ちなみにこの「企画構想学科OBOG会(以下OBOG会)」は昨年2017年2月に初めて開催しましたが、OBOG会を開催する計画が浮上したのは2016年2月頃。4期生Lidifyの卒業制作展に1期生から3期生までの卒業生がたくさん訪れたことがよっぽど嬉しかったのか、ある先生が言った「ここは卒業生みんなが訪れる"ホーム"だ。」という言葉をきっかけに、時の先輩副手モエさんと「だったら、卒展にあわせて卒業生みんなが集まるパーティーを開いたら、みんな卒展を観に来てくれるんじゃないの?」というアイデアが生まれたのです。そのアイデアを2016年4月にボブさんや軽部先生に話したところ「いいね、ぜひやろうよ!」と賛同を得られたので、実現することになりました。

 

誤解されているのですが、実は「OBOG会の企画運営は副手の仕事」ではなくて、「発案した卒業生が、たまたま副手だった。」という経緯があって、第1回・第2回ともに企画運営に副手が関わっているという形になったのです。

 

第1回OBOG会 開催決定に至るまでの苦労

OBOG会のアイデアはすぐにたくさんの賛同を得られまして、軽部先生に至っては「いいねぇ!盛大にやろうよ!」と仰るので、モエさんと思わず顔を見合わせ「まずい…大事になってきたぞ…」と焦ったものでした。とはいえ『先生方が揃う卒展最終日前夜に開催する』『最低でも2年に1回は開催する』といったプランが固まるまでに時間はかからず、すんなりOBOG会開催が決まったのです。

 

しかし、密かに苦労したのが「会場選び」。仮に1期生から4期生まで各学年20人ずつ*1参加すると先生方を含めて計100名。どんなに調べても山形駅周辺で100名がワンフロアに集える会場はホテルくらいしかなく、しかしホテルで開催すると料理もサービスも信頼しておまかせできるけど、その分それなりにコストがかかる…といろいろ悩みました。結局は「卒業生・先生どちらにとっても利便性の高い会場で開催しよう」という結論に至り、卒業生の就職先である山形駅隣接のホテルで開催することになりました。それ故に参加費がそれなりの値段になってしまったのですが…。

 

第1回OBOG会で準備したこと

OBOG会の取り掛かるにあたっては「運営メンバー」を募り、1期生idip5名・2期生SPOOL1名の体制で企画運営していくことになりました。とはいえ、みんな仕事と並行して準備を進めなければならないので、学科事情を理解している副手が中心メンバーとなったことは言うまでもなく。(とはいえ1期生idipのみなさまには多大なるお力添えをいただき、おかげで成功につながったわけです。)

 

ところで当日まで取り組むタスクを整理したところ、以下のようにブレイクダウンされました。

 

1.参加者の募集

 ■卒業生参加者の募集

 ■在学生参加者の募集

 ■在職教員参加者のスケジュール調整

 ■退職した教職員への参加依頼

 

2.会場関係の調整

 ■ホテル側に用意していただく飲食物の調整

 ■ホテル側とのタイムテーブルの調整

 ■ホテル側に用意していただく設備・備品の調整

 

3.演出関係の調整

 ■司会・MCの依頼

 ■進行台本の作成

 ■演出(映像、SE・BGMなど)の用意

 ■パンフレットの制作・発注

 ■参加記念品の準備・発注

 

4.予算関係の調整

 ■大学同窓会への開催補助の申請

 

一年かけて取り組めば、まあ、難なくできるタスクばかりですが、問題は実働できる中心メンバーたる副手が、本業であるオープンキャンパス準備やらプロジェクト対応*2やらで忙殺され、思うように準備を進められず。結局、2016年2月頃に発案されたものの、本腰を入れて準備に取り掛かれるようになったのは2016年11月頃のことでした。

 

「記念品」

今回開催した「第2回OBOG会」はカジュアルなパーティーを目指したので参加記念品はご用意しませんでしたが、初回となる「第1回OBOG会」では折角だから…と参加記念品を用意することになりました。でも、何を…?と散々ブレストして、当初は「企画構想学科にまつわる記念日をまとめた限定カレンダー」という案が出ました。

 

しかし前述の通り中心メンバーが副手2名であることをふまえると、とてもとても限定カレンダーのデザインを作る時間はなく、良いアイデアと思いつつも泣く泣く諦めました。じゃあ代替案をどうするかを考えた折に「そういえば広島東洋カープが全部赤の三色ボールペンを売ってましたね」という話になり、「じゃあ企画構想学科の全部オレンジの三色ボールペンにしましょうか!面白いですよ!」と盛り上がりました。しかし実際にオリジナル三色ボールペンを人数分用意するとなると、その分を参加費に転嫁しなければ採算がとれないことがわかり、またも断念。企画構想学科らしさとコスパを兼ね備えた参加記念品がなかなか見つからず頭を抱えているとき、ふらっと大学内の画材ショップ「TUAD STORE」に立ち寄って見つけた「オレンジ色のハードパステル」が思いのほかカワイイね!となり、参加記念品に採用することになりました。この参加記念品に対する反応は上々で、参加者ほぼ全員に「なにこれ?」と言われました。

 

 

長くなりましたので「裏話その1」はこのあたりで。ここまでをまとめると「初めて開催するイベントの準備は大変だ」ということかなと。

 

 

 

余談ですが毎年4月の恒例行事「チュートリアル説明会」を最初に企画実施したのは、他でもない当時大学3年生の僕です。2期生SPOOLで課外活動に精力的に取り組んでいた3人に声をかけて「SPOOL Talk Cafe」と銘打ったトークイベントをワンオペで開催しました。思いついたときは「まあ、10人くらい来てくれれば御の字」でしょと思ったら新入生が40人くらいきて心底焦って冷や汗出まくりでした。そして気づけば現在「企画構想学科の伝統で、チュートリアル説明会というものを開催しています」的な話になっていて草がはえるわけです。よしお a.k.a 企画構想学科伝統クリエイター。

 

 

 

*1:各学年50名のうち4割が参加と仮定

*2:具体的には「オトナルヤマガタ'16」のこと